失敗しない二重埋没法

埋没法後に多いトラブル例と、失敗しないためのコツをまとめました

二重埋没法の術後の腫れ・赤みを抑えるコツ

二重埋没法の術後の腫れ・赤みを抑えるコツ

●二重埋没法の術後の傷跡について

メスを使用しない二重埋没法の場合、術後のまぶたには切ったような傷跡はもちろんつきませんが、代わりにまぶたに糸を通した際の針穴が残ります。穴の数は1点留め、2点留めなど糸を留める点数によってまぶたにできる針穴の数は変わってきます。針穴は、通常であれば2,3日程度で消えます。

一般的に二重埋没法の場合は、数日程度で傷跡はほぼ目立たなくなりますが、麻酔も使用するため多少の腫れはどうしても出てしまいます。埋没法の術後はいつ頃をピークに、どの程度の腫れるのかを簡単にまとめました。

●二重埋没法による腫れのピークはいつ?

二重埋没法の手術直後から腫れが生じますが、一番腫れが大きくなるのは2日目頃です。二重まぶたのライン幅がイメージよりもかなり広くなり、皮膚の折り込みによって生まれた二重ラインがぷっくりと赤みを帯びて膨らんだ感じになります。また、この時期には腫れの他にも以下のような症状が出ることが多いです。

・目を閉じた際に針穴の部分を中心に赤みや腫れがある
・まぶたを動かしたり閉じると違和感がある
・まぶたが開けにくい
・まぶたを中心に内出血が出る

なおクリニックによっては2日程度はコンタクトレンズを使用しないようにしているところもあります。

この後、腫れは2,3日目をピークにして次第に落ち着いてきます。そして1週間ほどでほぼ元通りになります。

●二重埋没法による腫れをできるだけ抑える方法①

腫れが少ないと言われている二重埋没法ですが、それでもできるなら、もっと最小限の腫れに抑えたいと思うのが本音ではないでしょうか。実はより腫れを抑えるためのちょっとしたコツもあります。腫れを抑えるポイントについては「手術の仕方」「術後の過ごし方」の2つがあるので1つずつ説明します。

まず「手術の仕方」についてです。

二重埋没法と言っても実はクリニックや医師によって術式や使用する医療器具が異なります。この部分で術後の腫れに差が出るため、事前に知っておくとよいでしょう。

〇二重埋没法の術式

二重埋没法には「挙筋法」と「瞼板法」という2つのやり方があります。まぶたに糸を通す際に、どの組織に糸をひっかけるかという違いなのですが、2つの術式のうち「挙筋法」のほうが腫れにくく、また(いずれもそれほど痛みはないのですが)より痛みも少ないです。

〇使用する糸

二重埋没法で使用する糸はクリニックによって様々ですが、一般的により細い糸のほうが腫れにくい傾向にあります。「8-0」や「7-0」といった糸が多く使われています。

なお腫れとは直接的な関係はないのですが、術後に糸が加水分解を起こすことで肉芽腫(しこりのようなもの)が生じることが稀にあります。このような症状を極力なくすことができると言われているのがPVDF樹脂を使った糸です。新しい素材のためまだ取り扱いも少ないようですが、術後のトラブルをより少なくするにはこのような素材を使用するのもよいかもしれません。

〇針

二重埋没法では「両端針」というものを使用します。さらに両端針にも複数の種類があり、埋没法の場合は専用(重瞼用)のものを使用するクリニックもあります。二重埋没法専用の両端針の場合、針の根本部分に向かって針が平らにつぶれたような形になっており、まぶたの裏面(結膜側)から表面(皮膚側)に糸を通した際にわずかに針穴を広げてくれるため、糸の結ぶ目を埋没させやすいという利点があります。
なお専用針は一般的な両端針よりも価格が高いため、廉価な二重埋没法の場合は使用していないクリニックも多いです。

〇デザイン

どんな二重ラインにするかも、術後の腫れに影響します。最近は幅広二重が特に若い女性の間で人気ですが、糸で留めるだけで二重ラインを作る二重埋没法の場合、二重ラインが幅広すぎると支える皮膚が多くなり、糸だけで支えきれなくなってしまうこともあります。
幅広二重にした場合、術後の腫れが大きくなるだけではなく、やはり重みに耐えられないため糸が切れたり皮膚内に埋まってしまう(=ラインが取れたり薄くなる)傾向もあるため注意が必要です。

●二重埋没法による腫れをできるだけ抑える方法②

手術法等の他、術後のちょっとした生活でも手術後の腫れを抑えることができます。

〇血行が良くなる行為はできるだけ避ける

運動はもちろん、お風呂に長く入ったり、サウナに行ったりするのはできるだけ避けてください。血行がよくなると患部に炎症が起きやすくなり、腫れや内出血、赤みなどが生じる可能性があります。

〇過度なアルコールや、辛いものの摂取は控える

上記と同じ理由です。血行がよくなると腫れ・赤みが出やすくなるのでできるだけ身体を必要以上に温めたり血行を促進する行動は避けるようにしてください。

〇アイスノンなどで軽く冷やす

逆に冷やすことで、血の巡りを抑えることができます。ただし冷やしすぎると今度は血行が悪くなって傷が治りにくくなるので、時々アイスノンで冷やす程度にしてください。

〇頭を下にしない

毎日逆立ちをする方はあまりいないかとは思いますが、頭のほうに血が流れるような体制はできるだけ避けることもポイントです。就寝時には枕を高めにするとよいでしょう。

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