失敗しない二重埋没法

埋没法後に多いトラブル例と、失敗しないためのコツをまとめました

まぶたの構造

まぶたの構造

二重整形や埋没法の説明をする際にどうしても必要になるのが、目元の筋肉や筋膜に関する専門的な名称です。何度か同じような名称が出てくることもあるため、迷子にならないように用語集を作成しました。記事を読んでいる際に「???」となった際にはこちらをご確認ください。

目元の構造について

●目が開く仕組み

上眼瞼挙筋はまぶたの開閉を行う筋肉です。目を開ける際には、この上眼瞼挙筋が上方向に収縮します。
上眼瞼挙筋が収縮すると、その先にあるミュラー筋と挙筋腱膜とさらにその先の瞼板も一緒に上に引きあがり、(ガレージのシャッターが上にあがるように)黒目がオープンになります。

●二重と一重まぶたの違い

目が開く際には、先ほど述べたとおり眼球側の筋肉や腱膜が上方向にスライドします。
眼瞼挙筋や眼輪筋とまぶたの皮膚(外側)の間には脂肪があるため、それぞれの動きは独立しています。つまり内側(筋肉や筋膜)が上方向にスライドしても一緒に上に引きあがらずに、逆にまぶたの皮膚(外側)は下側から内側に引き込まれます。

このうち、挙筋腱膜(内側)とまぶたの皮膚(外側)の間にある脂肪(眼窩脂肪)量が少ない場合は挙筋腱膜と皮膚が癒着(連動)していることが多く、上眼瞼挙筋が上方向に動いて目を開ける動きをした際に癒着しているまぶたの皮膚(外側)も上方向に向かって動き、癒着部分で皮膚に折り目ができます。これが、二重まぶたとなります。

●眼瞼下垂の原理

まぶたの開閉を担う挙筋腱膜、ミュラー筋のうち、両方もしくは片方にゆるみが生じると、眼瞼挙筋を上に引き上げてもまぶたが連動して上がらなくなってしまい起きる症状です。

眼瞼下垂は加齢によって生じる他、二重整形や眼瞼下垂治療によって眼瞼挙筋や挙筋腱膜が正しくない部分に配置されてしまった際にも生じます。また最近は、コンタクトレンズの長期使用や、マスカラ、アイプチ、

●各名称の特徴

上眼瞼挙筋

瞼の開閉をつかさどる筋肉です。眼瞼挙筋が上方向に収縮することで挙筋腱膜やミュラー筋、瞼板が引きあがり黒目が露出します。

挙筋腱膜

ミュラー筋

眼瞼挙筋と繋がっているミュラー筋は交感神経と連動しており、交感神経が緊張するとミュラー筋も縮みます。眼瞼下垂になると、目を何とかして上にあげようとしてミュラー筋が収縮するため、交感神経が常時緊張状態となります。これによって、肩こりや首痛、背中通が生じたり、動悸、震え、さらに疲労感やうつ状態になることもあります。

眼窩脂肪

眼瞼挙筋と眼輪筋の間にある脂肪です。目元を保護するクッション的な役割を担っています。眼窩脂肪が多いと上まぶたが厚ぼったく見えます。眼窩脂肪はゼリーのような柔らかく粒の小さな組織のため比較的容易に除去することができます。

ROOF(隔膜前脂肪or眼輪筋下脂肪)

眼輪筋と眼窩隔膜の間にある脂肪です。眼窩脂肪と異なり広範囲に隔膜に張り付くように存在している上に動脈なども通っているため、ROOFの剥離には医師の経験や技術力が要求されます。

瞼板

まぶたの一番先にある軟骨のように少し硬い組織です。上下の瞼板があわさることで目が閉じます。

眼輪筋

目元の上下全体を覆う筋肉です。まぶたの開閉ではなく、目元に力を入れるなどの動作に関連した筋肉です。

PAGE TOP